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ノイマン/ライプツィヒ・ゲヴァントハウスのマーラー

Mahler: Symphony No.5

Mahler: Symphony No.5

交響曲第5番。冒頭から金管のビリッとした音色が凄いインパクト。ドイツのオーケストラの金管だな。1950年代のベルリン・フィルもこんなだった気がする。全体としては安心して聴けるのだが、見通しが良過ぎるせいか印象が薄い。何かサラサラしている。掬っても掬っても、手の間から滑り落ちていくような音。これも個性か。弦の音色も独特だな。その動きに耳を澄ませると面白い。熱演度は管のほうが高いけど、聴き進むと弦の存在感のほうが上なのだ。

と、最後まで聴き通して、前言撤回。第5楽章への盛り上がりのための、それまでだったのだね・・・。管楽器の爆発、凄い。弦楽器も急に朗々としだしてる。金管はここまで節度を持ってやってきたわけか。名演。こういう演奏に生で出会いたいな。