思ったこと
グロービスは「クリティカル・シンキング(批判的思考)」という言葉を嬉々として使うが、グロービス関係者はそのツールを自分たちの生活に直結する政治を対象として使うことはない。
トヨタの「見える化」や「5回のなぜ」への評価は低くないのに、そのプロセスを政治に持ち込むことをトヨタが推奨しているとは思えない。
本当に普遍的な良いものなら、どんな組織でも、どんな場面でも躊躇なく取り入れられるはずだろうに、そうなっていないのはなぜだろうか。
「クリティカル・シンキング」や「見える化」などの目的が、実のところは経営者に都合のいい道具だからなのだと思う。何か考えている風に見せるため。プレゼンを通すため。労働者を監視するため。経営者が考えるべき事柄を労働者に押し付けるため。
日本の大人って、面倒くさい。仮面ライダーや戦隊モノの世界で生きたいな。