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藤家溪子「思い出す ひとびとのしぐさを」

藤家溪子:思いだす ひとびとの

藤家溪子:思いだす ひとびとの

貸していただいたCDを鑑賞中。藤家溪子さんの作品。現代日本の女性作曲家の中で「激しい音楽を書く人」と言えば今までは原田敬子さんを思い浮かべていたが、これからは藤家溪子さんを連想することになるのかも*1。ヴァレーズばりの多彩で刺激の強い響きで連続攻撃な音楽だが、ヴァレーズをすぐ連想してしまった僕には、耳新しさは少なかった。楽譜を見てみたいという欲求も、残念ながら出てこない。詩の一節のような作品名と、実際の音楽とのギャップに驚いた。ライナーノートを読んでみれば納得できるのかな。後で読む。現代の作曲家の作品を聴く醍醐味は、作曲家の考えることを知る術の多さにある。文章も世に溢れてるし、会おうと思えば会うこともきっと出来る。楽しい。

*1:あ、どちらも「ケイコ」ですね。