プレヴィンのウォルトン「交響曲第1番」
プレヴィンのウォルトンを聴きながら出勤する。ロンドン交響楽団はいいオーケストラだよ。上手いし味わいがある。プレヴィンとの録音は特に華やかさもあって、とても良い。ロンドンのオケではロンドン・フィルとロイヤル・フィルの録音を多く持っていて、何かと両オケに肩入れしてしまいがちだが、安定感と個性の点では、どちらもロンドン交響楽団にはかなわないな。どんな曲をやっても、ロンドン響の刻印があちこちにある。このウォルトンもしかり。ある意味とんがった曲調のこの曲も、大名曲としての存在感を立ち上らせてくるようで、スーッと聴ける。
ところで、ジャズなプレヴィンをクラシックの指揮の世界に繋げたのには、どんなきっかけがあったのだろう? 気になりまくり。誰か評伝とか書きませんかね。