西村朗「オーケストラのための蘇莫者」を聴いた
昨年の12月に行われた大阪センチュリー交響楽団の第147回定期演奏会が「クラシック倶楽部」で放送されていたので録画して見ている。プログラムは西村朗の「オーケストラのための蘇莫者」と、フランク「交響曲」。
フランクは心半分で聴いたが、西村朗はしっかりと聴いた。これを聴いて感じたのは、西村朗の音世界を実現するために大阪センチュリー交響楽団は並々ならぬ意気込みで取り組んでいるということ。作曲委嘱、レコーディング、そして本公演の圧倒的な集中力。
来月には高橋悠治への委嘱作品が初演される。このオーケストラへの関心は振り払えない。
西村 朗:オーストラのための<蘇莫者>posted with amazlet at 10.04.23
西村 朗:オーストラのための<蘇莫者>
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