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仕事とプライベート

ブックマークをした「『忙しい人』と『仕事ができる人』の20の違い - モチベーションは楽しさ創造から」を読んで、ある程度は納得できたり、思わぬ視点をもらえたりしたのだけど、下の項だけは何となく違和感があった。

『忙しい人』は、「プライベートの時間を、とれたらいいな」的にしか考えていない。
『仕事ができる人』は、「プライベートの時間は絶対にとる」と最優先的に考え、その時間をホントに大切にする。

上の項から僕は、仕事とプライベートが対立し合っている状況が感じ取れて、その2つでバランスを取るみたいなスタンス有りきなトーンに違和感を持ったのだ。特に最近の僕は、仕事とプライベートは切り分けられないと思っていたから。まあ彼女とグダグダ話をしたり、テレビを見ながら音楽を聴いたり、完全に仕事的要素が入り込まない時間もあるにはある。けれどそういうプライベートどっぷりの時間になるまでには、仕事からは段々とグラデーション的に接続されているほうが、精神衛生上良いのではないかと思ったり。「今からプライベート!」と割り切るのは分かりやすいけれど、僕はどこか無理を感じる。チャイム鳴って授業終わりみたいに、学校的だ。学校的なものから抜け出してきた僕は、上で引いた『忙しい人』にも『仕事ができる人』にも賛同できないで居た。

そんな時に、佐藤可士和さんの本の序の文章に出会う。引用。

仕事とプライベートを分けて、仕事は仕事と割り切ってこなし、プライベートの時間を充実させるという考え方は、僕にとってどうも効率が悪い。限られた時間を有意義に過ごすには、仕事も心からエンジョイできるものにすることが、いちばん現実的な解決になると思うのです。
佐藤可士和の超整理術

これですよ、これ。膝を打ったw 自分が生きるどの時間も、自分にとって軽重の差のない生活じゃないか。それぞれが補完し合っている。そういう生活が出来てこそ、公人としても私人としてもバランスの取れた人間になれるのではないかな、と、読んでいて納得できたのです。いや、結論はないのだけど。