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マリオ・ブルネロ - 魅惑のチェロ

今日は兵庫県立芸術文化センターまでマリオ・ブルネロの演奏会に行ってきた。10年ほど前に西宮北口駅周辺には何度も足を運んでいるのだが、その後今まで足が遠のいていた。このホールに足を運ぶのは初めて。駅から連絡通路でそのままホールまで繋がっていて驚いた。西宮北口から一歩も外を歩くことが出来ず、それも少し寂しかったw ホールの内装には木が使われていて、とてもリラックスできた。自然の光があざとくなく射し込んでいて、明るい気分になれる。ドリンクコーナーも、1階だけじゃなくて、3階部分にもあってゆったりできた。ここ、いいですね。おかげで演奏中も睡魔に襲われること多しw 音響とかは良くわからないが、楽しませていただいた。

ブルネロは多彩な音色を持っていて、ブゾーニ編曲のバッハではコルネット(ツィンク)のような響きが冒頭で聞かれて驚いたし、アンコールのショパンのチェロ・ソナタではピアノの響きの中に耽溺していくようなソフトさにグッと来た。ブラームスソナタの安定感も素敵。チェロ、いいな。

今回は2階席から聴いたのだが、もっと近い場所で見たいと思った。2階席だと、ブルネロの表情や今回のピアニストであるアンドレア・ルケシーニとの遣り取りとか、遠いと感じられないことがあるかも知れない。もしくは、どの曲ももっと知ってから行ったほうが良かったかな?

けど、前のほうにも書いたが、本当にリラックス。やはり聴き手に徹するのは気持ちいい。こんな時間を、これからも。