Profile Archive

| 作編曲 | Music | Classic | Jazz,Inst. | Pop,Rock | Soundtrack |
| | メモ | 呟き | テレビ・映画 | Hatena | 未分類 | 購入CD | 購入本 | 購入DVD |

どうしたのだろう、郎朗

メモリー

メモリー

好きなショパン「ピアノ・ソナタ第3番」から聴く。ゆっくりなテンポ。細やかに部分部分を、愛でているのは良く伝わってくる。「MEMORY」というアルバム・タイトルのように、どこも彼の思い出に満ちているのだろう。思い入れがあるのは分かる。

ただ、響きが平面的で、いつまで経ってもハッとさせてもらえない。テンポの溜めや、表情付けも、その部分だけ取り出せば美しいのだけども…。どうも聴き通すと印象に残らない。弾けてるだけに、もっと別世界を期待してしまう。

フィナーレ、音の粒が揃っていないように聞こえる。2本の腕で弾いてるんだなあ、という感じ。これなら1年かけてこの曲だけさらえば、何とか追い付けそうな思いを持ってしまう。

他の曲に期待。