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ジンマンの楽しみは僕の楽しみ

ベートーヴェン:交響曲第9番

ベートーヴェン:交響曲第9番

デイヴィッド・ジンマンチューリヒ・トーンハレの第九を聴いている。ベーレンライター版がどうのこうのとかは分からないが、この演奏は今もフレッシュ。発売された時の驚きが今もあった。素敵だ。

ジンマンは実際のところ何も考えていないと思う。ただただこの疾走感を楽しんでいるジンマン。そこには原典版を使うという気負いも、啓蒙を装った胡散臭さも、ない。得意気に笑顔を振り撒いているジャケット写真に嘘はないと思う。何も難しいことはない。何も特別なことではない。ジンマンのやりたいことが、喜びを持ってどんどんと迫ってくるだけだ。ここには音楽を聴く喜び、生きる喜びがある。