Profile Archive

| 作編曲 | Music | Classic | Jazz,Inst. | Pop,Rock | Soundtrack |
| | メモ | 呟き | テレビ・映画 | Hatena | 未分類 | 購入CD | 購入本 | 購入DVD |

テンシュテット/北ドイツ放送響のマーラー「交響曲第2番」

朝から聴く曲ではないなと思いつつも、昨日の「ドイツ・レクイエム」の感触が残っているうちに、と。

第1楽章を聴き進める。木管の表情はロンドン・フィルに似てる気がする。テンシュテットの作り方なのかも知れない。第1楽章には、曲自体に無器用なイメージがあるな。ザラッとした手触りで、言いたいことをガーッと言いまくり的な感じ。第2楽章から第4楽章にかけては、思ったよりもスムーズな流れがあって、取っ付きやすい。合唱が登場するまで、本当に一瞬のように感じた。最終楽章の真剣な表現も時間を忘れる。男声と中音金管(トロンボーンか?)だけで奏される昇って降りる箇所?、圧倒される。ここがこの演奏の山かな

このCD、名演としてよく紹介される海賊盤なのだが、変な録音。クライマックスでリミッターがかかるような感じ。ビリビリ来ることを期待していると、突如薄っぺらい音に遷移されてしまう。これが出てくる度に冷めてしまうのだ・・・。