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「ウェブ時代をゆく」欲しい!

ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか (ちくま新書)

ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか (ちくま新書)

「ウェブ時代をゆく」欲しい! だけど、色々書いている暇もなさそうなので、ぼんやりとダイアリーに貼っておく。欲しいなあ。こう貼っておきながら、明日すぐ買ってしまいそうだけど。

「ウェブ時代をこう生きてみたい」というテーマでダイアリーを書いても応募扱いになるらしい。今は「ウェブ時代」? 僕の職場はそれほどウェブ化していなくて、分からないことがあるとパッとGoogle検索してしまう僕は少し浮いているのかも。ウェブにアクセスする環境がない役職の人も居て、とても残念だ。

ウェブ体験、振り返ってみたりする。考えもせずに。

「ウェブ」「インターネット」の存在を知ったのは、だいたい1995年くらい。いや、その随分前、「パソコン通信」という魅力的な言葉を知っていた。電話機を置いて使うモデム、本当にネズミみたいなマウス。そんな時代の「パソコン通信」が、「ウェブ」だとか「インターネット」だとか言うスマートなものに昇華されていることを知って驚いた。そしてその場ですぐ色々なサイトにアクセスすることも出来た。海外サイトの写真を見るだけで衝撃だった。僕が見たのはカナダの大学のキャンパスの情景。

「ウェブ」「インターネット」はその頃はまだ今のように無尽蔵なイメージはなくて、それほど重要な情報があるようにも思えず*1、個人サイトの殆どは家族自慢だったり、愚痴めいた日記のようなものが少なくなくて、「千里眼サーチ」で検索しても引っ掛かるものの数も少なくて、本当にこれが人の役に立つようなものなのか、当時の僕はよく分からなかった。

それでも1998年頃には自宅にインターネット環境を整備して、ハンドルネームでウェブチャットをするようになっていて、テレホーダイで寝不足になって、みたいな生活に落ち込んでいた。当時のハンドルネームは恥ずかしくて思い出したくもないが。個人サイトも何となく始めて、なぜかそれなりに読者も居て、サイト経由で人と知り合ったりもした。その人たちとは今も遣り取りがある。あとインターネット・エクスプローラーをタブブラウザ化するソフトを使い出したのはどのくらいかな。2001年くらいかな。あれもグンと「ウェブ」にはまっていく切っ掛けになった。

その後、僕の中での変化は2003年くらい。仕事上の遣り取りをウェブを介してすることが多くなり、例えば、大容量のデータの受領であるとか、ツールのダウンロードであるとか、検証報告をウェブ経由で行なったりだとか、関心を持たずにはやり進められない状況に放り込まれた。いや、自分で飛び込んだ。詳しい相手に知ってる振りをすることで、随分鍛えられたような気がする。

そして数年後、2005年あたりに知った「RSS」という存在。RSSで取り込んだ記事がヘッドラインのようにデスクトップで表示されている驚き。それを使っている人に「それ、なんですか!?」とすぐに声を出して質問した。何か、凄いことが起こってるなという感触。またその頃、勤めていた会社内部の規制で、特定のサイトの表示がされなくなり、その事に対する違和感が「ウェブ」を考えさせられるきっかけになったように思う。

で、今とこれからなのだが、僕の中では何とか使いこなせている側のような気がしていて(何て自信家)、「ウェブ」の情報に耽溺するような期間は終わっていると思う。黎明期から2000年くらいまでは、体調を崩してしまうくらい、色々なサイトを見に行ったり、チャットをしたりして、悪影響を僕に及ぼしていたように思うけど、その後は一貫して僕を楽しませて、楽をさせて、育ててくれているような存在。転職もウェブがなければ実現できていなかったろう。

「どう生きてみたい」か・・・。「ウェブ」の恩恵を被れていない、今僕が立っている場所を、もう少し新展開させたいな。あとは負のイメージを持っている人々を安心させると言うか何と言うか、そんな立場で伝える側になっていきたい。そのためにはまず手をつけなくてはいけない場所があることも確かなんだけども・・・。匿名問題もあるな。仕事の場から出していく情報に自信を持てて、実名を出せるようになりたいと僕は思ってるので、このダイアリーは考えることのメモ的な場所でもあるし、このままで行きたいのだけど、それはズルイのかな。

「言わずもがな」という言葉が僕は苦手で、その苦手への抗議を表現する場として、「ウェブ」は僕の力になってくれるような気がする。このダイアリーで書いていることは、完全に僕自身に向けたものばかりなので、はっきり言って舌足らずな部分がある。そういう意味でこのダイアリーは「言わずもがな」ばっかりで、言行不一致なんだ。けど僕が現実に活動する場は、今のところやっぱりこのダイアリーではないので、今、僕が立っている場で「言わずもがな」をなくしていくための活動をしつつ、それを何とか「ウェブ」を通じても実現・表現できればなと思う。何だか良く分からなくなってきた。

*1:僕がアクセスする方法を知らなかった可能性もある。