Profile Archive

| 作編曲 | Music | Classic | Jazz,Inst. | Pop,Rock | Soundtrack |
| | メモ | 呟き | テレビ・映画 | Hatena | 未分類 | 購入CD | 購入本 | 購入DVD |

フンメルはロマンティックなんだな

Johann Nepomuk Hummel: Piano Concerto in A Minor and B Minor

Chandos (1992-10-28)
売り上げランキング: 198365

フンメルがいつの時代の作曲家なのか、きちんと理解していたわけではなく、おぼろげながらハイドンくらいの年代の人なのかと思っていた。フンメルの作品と聞いて思い出すのは「トランペット協奏曲」なのだけど、今回ピアノ協奏曲第2番を初めて聴いてみて、とてもロマンティックな旋律で始まって「あれ?」と調べてみると、もう少し後の時代の作曲家だった。

ハイドンサリエリに学び、ベートーヴェンシューベルトメンデルスゾーンツェルニーショパンと親交があったと記載があった。ピアノ奏者として卓越した技術を持っていたらしく、その方面での評価が存命中から高かったらしい(asin:B000000AFD)。

今回聴いている2曲のピアノ協奏曲はどちらも愁いのある旋律が素敵だ。日本人にも受けが良さそう。モーツァルトニ短調の協奏曲が好きなら、きっと大丈夫。深刻さはなく全体的に軽い感触。華やかにオーケストラが前面に出るところもあって、サービス精神旺盛な作品だと思う。楽しい。もう一度聴いてみよう。