交響曲第2番
グスタフ・マーラー―現代音楽への道 (岩波新書 黄版 280)
- 作者: 柴田南雄
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1984/10/22
- メディア: 新書
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マーラーの「交響曲第2番」の初演オーケストラはベルリン・フィルだったらしい。ちょっと意外だな。
この段にも新鮮さを感じた。本当だな、と。
「第二交響曲」によって、作曲家マーラーは世に認められた。彼自身、この曲を生涯にたびたび、各地で上演している。少なくとも当時は、作曲家マーラー像は、この「第二」によって描かれ、確立していたし、現在でもマーラーの交響曲といえば「第二」を反射的に思い起こす人は多いであろう。ともあれ、「第二」がそのように重要でもあり、ポピュラーでもあるという作曲家は稀であろう。