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梅田望夫,平野啓一郎「ウェブ人間論」

ウェブ人間論 (新潮新書)

ウェブ人間論 (新潮新書)

読了。意外にスイスイと読み進めることが出来た。梅田望夫さんの発言を見ていると、僕のインターネットに対する感じ方に近くて不思議な感覚。梅田望夫さんが各所で書かれていることを、知らず知らずのうちに取り込んでいたということなのか。「オプティミズム」という言葉を頻発する楽観的な梅田さんと、逡巡したスタンスを持っている平野さんとの対比は面白い。平野さんの疑問の呈し方が率直で的確で、インターネットに懐疑的な思いを持っている人が読めば、スッキリできるのではないかと思う。

インターネットに初めて接した時のことを思い出した。アメリカのとある大学のホームページを見たのが最初だ。キャンパスの写真が掲載されていて、何がどうなっているのか理解できなかった。驚きだけがあった。その後、カナダに留学した後輩とメールで遣り取りをしだしたりしたのも、印象的な出来事。カナダに居る彼とリアルタイムに近い形で意見交換が出来るのが不思議で、そして面白くて熱中した。もう10年以上前か・・・。