金聖響さんのベートーヴェンの演奏
金聖響/オーケストラ・アンサンブル金沢の「運命」を、改めて聴く。
- アーティスト: 金聖響,ベートーヴェン,オーケストラ・アンサンブル金沢
- 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
- 発売日: 2004/08/04
- メディア: CD
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以前に聴いたからというせいもあると思うが、響きは爽やかだけど、ふーむ、新鮮さは感じられない。そしてそれほど面白くない。ピリオド・アプローチ"だから"面白くないわけではないと思う。どこか作為が感じられるような印象。ベートーヴェンのありのままを出そうとしてるのかも知れないが、それはベートーヴェンの作品そのものから立ち上る雰囲気とは違う何か。これは「解釈」では無いのだろうか。ベートーヴェンのありのままを出そうとしています、解釈はしていません、と言うのは少し狡猾ではないか? 今までの伝統に慣らされた耳だから、「作為」として僕が判断してしまうのだろうか? この話題は、まだ僕の中で解決できていない。何か、納得がいかない。
ああ、これか、アーノンクールの言葉だ。
重要な意味があるなら演奏してください。流行での演奏はよくありません。
http://d.hatena.ne.jp/seann/20051114
id:seannさんが丁寧に書かれているアーノンクールの講演記録、その中の言葉が僕の中で燻っているのかも知れない。もっと考えていこう。