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テンシュテットのマーラー

ロンドン・フィルとのライブ、マーラー交響曲第5番」を聴く。この演奏は学生の時分によく聴いていたので、テンポの揺らしとかトランペットの音外しとか、詳細が脳に染み込んでいる感じなのだ。とても好きなのだ。音は重くはない。けども表情は濃い。ってどんなだ? うーん、色白の彫りの浅い人だけど、喋り出したらバイタリティ溢れる魅力を持った人だったという感じ? すいません喩えが意味不明です。この演奏を聴いて思い浮かぶのは、野球場。そこはアメリカンフットボールの試合でよく使われていて、本当によく行った。試合前の出待ちや試合後のお茶の時なんかに聴いてたのかな? 第1楽章が若い。だから好きだった。第2楽章には長い間馴染めず。だって第3楽章は派手派手だし、アダージェットだし、フィナーレはドカンドカンなのに、第2楽章は個性薄いななんて浅薄な考え持ってましたよ。フィナーレのコラールの暗示も恰好悪いと思っていた。一番歌なのは第2楽章なのに! 面白い面白い! オーケストレーションもちょっと歪な感じ。薄い箇所多いし。でもその頼りなさげな部分も面白い。