Profile Archive

| 作編曲 | Music | Classic | Jazz,Inst. | Pop,Rock | Soundtrack |
| | メモ | 呟き | テレビ・映画 | Hatena | 未分類 | 購入CD | 購入本 | 購入DVD |

ブロンフマンのほうが

ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番&第3番

ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番&第3番

ブロンフマンの弾くラフマニノフを聴く。第2番と第3番。ブロンフマンが目指しているのは、ラフマニノフの音楽の厳密な意味での再現のようだ。僕自身、楽譜をきちんと読めていないので明言は出来ないが、ここで聴けるのは完璧なテクニックのような気がする。

完璧で思い出したが、ツィマーマンの録音も同じような側面から評価されていた。テクニックが凄いだの、作品に新しい光を当てただの、読んでいて冷めてしまうほどの高い評価だったが、テクニック・迫力・オーケストラの出来、その全てにおいてブロンフマン盤が優ると思う。ツィマーマンだけがもてはやされる意味が分からないな。あえてひねりだすなら、ルックスの違いと小澤征爾のネームバリューか。どちらも微笑みの無い演奏だけど、ブロンフマンの録音があれば、この方向の演奏としてはツィマーマンは必要ないかと。

ツィマーマンか・・・。嫌いでは無いのだけど、語託が多いのと、考えているかのような容姿が、僕は受け入れられない。演奏以外の雑音を僕がキャッチし過ぎなのだろうか? とりあえず、皆が誉めるものは冷静に聴こうとする、妙な習慣はある。それをやめたほうがいいのかな?