西村朗「フルートと管楽と打楽器のための協奏曲」
スコアを見ながら、この前買ったCDを聴いている。
蓮華化生(れんげけしょう)西村 朗 管弦楽作品集 I
この演奏、クラリネットは雄弁に迫ってくるのだけど、録音のせいなのか、オーボエが全く主張して来ない。トーマス・インデアミューレと呉山平煥さんなのだが、なぜだろう。お二人ともソリストとしても力のある奏者だと思うのに、なぜか合奏体の中からは飛び出して来ない。指揮を担当した西村朗の意図なのだろうか。ちょっとこれは気になる。再演されていないのだろうか。
今思い出したのだが、インデアミューレと呉山さんの二人が揃っている瞬間に居合わせたことがあって、ミーハーにもサインをもらったことがある。