速いのに何をやってるかが分かるコチシュ
まだ続くラフマニノフのピアノ協奏曲。今日はゾルタン・コチシュの演奏を聴く。
- アーティスト: コチシュ(ゾルタン),ラフマニノフ,ワールト(エド・デ),サンフランシスコ交響楽団
- 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
- 発売日: 2005/06/22
- メディア: CD
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画期的な内容だと思う。快速なテンポ。その分、今まで僕が感じることができなかった大きなフレーズが見えてくる。なのに、細かいところのうつろいも犠牲にはしていない。コチシュ、凄いな。この迷いの無いタッチは好きだ。第2楽章、どことなくスウィングしてないか? 背後には3連符があるのだから有り得なくも無いが、ここにも驚き。
オーケストラも、楽しい瞬間を用意してくれるパートが多い。特にティンパニだ。決めの場所だけではなく、「こんなこともやっているんだよ」的に、思わぬ場所で趣味良く聴かせてくれる。木管が個性薄いが、気になる箇所はわずか。