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アンネ・フランクの記憶 (角川文庫)
小川 洋子
角川書店
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小川洋子の作品から感銘は受けるけど、全作品を読んでみたいとは思えないのはなぜだろう。

絵のない絵本 (新潮文庫)
アンデルセン 矢崎 源九郎
新潮社
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未読。これって、恥ずかしいのかな。

湯本香樹実「春のオルガン」

春のオルガン (新潮文庫 ゆ 6-3)
湯本 香樹実
新潮社
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昨日読了。生活臭いテーマで、一歩間違えれば趣味の悪い作品になりそうなのだけど、登場する人物が正直で美しく感じられて、とても清々しく読んだ。子どもを描くのは難しそう。それでも女性作家はやすやすとそれをする気がする。湯本香樹実の作品は文庫でしか読んだことがない。

ラヴェルのピアノ作品の演奏

ラヴェルのピアノ作品に、例えばリストの練習曲を弾くようなスタンスで取り組むことは許されていないのかな。僕はラヴェルのピアノ作品はあまり聴いてこなかったのだけど、ある人から熱烈に薦められて以後、気にするようにはなっていて、最近聴きながらそんなことを思った。もっとピアニスティックに、もっとクリアに、もっとバリバリと弾くわけにはいかないのだろうか。

この前に買ったばかりのアルゲリッチの録音。さすがにピアノ協奏曲では瞬発力抜群な感じで、クリアなバリバリ感は出ているのだが、これが独奏曲では曖昧模糊雰囲気重視系な音楽になってしまっている。「高雅で感傷的なワルツ」なんて、もっとピアノに戦いを挑むような弾き方をしてもいいのではないかと・・・。アルゲリッチでこんな状態なのだ。他に誰が期待できるだろう・・・。ラン・ラン?

ラヴェル管弦楽作品の殆どは、バレエのための音楽を除くとピアノ作品からの編曲のはずだ。そのせいなのだろうか、ピアニストもオーケストラ的な発音や解釈を志向してしまうのかも知れない。あとは「ドビュッシーラヴェル」という印象派の括弧の中に納められてしまっていることへの先入観かな。二人の音楽はあまりにも違うのに。

ラヴェルをもっともっとメカニックに再現するピアニストを探してみよう。誰かお薦めありませんか?