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サンソン・フランソワ

サンソン・フランソワの弾くショパンマズルカを聴く。ボンヤリとした感じで、興奮は多くない。でも曲が終わると、驚きがやって来る。今さっきまであった雰囲気がサッと無くなるからだ。今まで起こっていたことは何だったのだ? そして繰り返し持つことになるフランソワとの時間。キーシンが弾くショパンマズルカを聴いて、若者に似合うなんて書いたが、全く見当違い。マズルカの包容力が大きいのだな。まだまだ深められる形式だと思う。

想像力

音楽での想像力と、文学での想像力についてだけれども、色々と考えているうちに、混乱してきた。駄目じゃないか。文学作品を書く際は、どういう想像力が必要とされるのだろうか? 混乱しているのは、それが分からないからなのか。音楽であれば、もやもやとしながらも、得たい響きのイメージを作り出しておいて、それを実現するための技法や、音域・調性を選んでいく。出来上がったものの響きを確認する。自分が求めるイメージ、聴いた時の感興、第三者の意見などを何度も出し入れしながら、整理していく。けども、手を加えたからと言って良くなるわけでもないし、時間をかけて作ったから万全のものとも言えない。あれ、文学っぽいね。でも、これは想像力の話ではないか。得たい響きのイメージを生み出す素はなんだろう? 音楽なら、音色の引き出しを頭の中に貯めておかないと、響きのイメージは貧弱になっていきそうだ。やっぱり分からない・・・。

目当てのものは無かったけれど

夏のロケット (文春文庫)

夏のロケット (文春文庫)

「夏のロケット」。某ダイアリーにて感想が書いてあって、いいタイミングで品を手に取れたので。出会いが大切。

もう一度「捨てる!」技術 (宝島社文庫)

もう一度「捨てる!」技術 (宝島社文庫)

新書の「捨てる!技術」はタイトルだけで敬遠していたけれど、やっぱり読んでからだろ、と。