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つくば科学万博クロニクル (洋泉社MOOK)

つくば科学万博クロニクル (洋泉社MOOK)

つくば科学万博クロニクル (洋泉社MOOK)

つくば科学万博クロニクル (洋泉社MOOK)

つくば科学万博に行きたかった。欲しいものを素直に欲しいと言えない僕は、両親に「連れて行ってくれ」と言い出すことができず、開催期間中を悶々と過ごしたのだった。後悔している。つくば科学万博の記事をこれ見よがしに読んだり、パビリオン観覧を模したゲームを欲しがることで、行きたいという気持ちを汲み取ってくれることを期待していた。が、もちろんダメだった。正攻法で素直に頼んだところで、実現していたかどうかは分からないが、言ってみても良かったのだ。今もつくば科学万博を思い出すとシュンとしてしまう。

そんな自分にこの本は辛いだろうなと思いつつも、購入してしまう。当時の自分の入れ込み具合が分かって、驚く。ここに書いてあることは殆ど覚えている。ただそれを自分の目で見ていないだけだ。この違いは大きい。HSSTに乗りたかった。芙蓉ロボットシアターのロボットを触りたかった(触れるのか?)。ダイエーの板張りベンチに座りたかった。ああ。科学少年な僕、それは遠い日々の、失われてしまった可能性。

吉行淳之介

吉行淳之介の「自家謹製 小説読本」を読んでいる。カラカラと乾いている感じで読みやすい。氏の小説は「夕暮まで」しか読んでいない。それも随分と前。そのせいだろうか、新鮮な読後感を味わっている。気持ちが良い。

と色々と考えていた昨日、氏の誕生日が4月1日であることを知った。その偶然に嬉しくなる。