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綾辻行人「暗黒館の殺人」で迷う

最近、書店に足を運ぶ度に買おうか買うまいか迷っている綾辻行人の作品がある。「暗黒館の殺人」だ。

暗黒館の殺人(一) (講談社文庫)

暗黒館の殺人(一) (講談社文庫)

ノベルスで出た時にも、買おうか買うまいか迷ったのだけど、他の本や音楽へ向かう好奇心に上書きされていって忘れてしまっていた。

綾辻行人の「館シリーズ」は、「暗黒館の殺人」以外は全部読んでいる。

切っ掛けは友人からの薦めで、発売された順に読み進めてこれた。とても幸運だった。僕の中で一番印象に残っているのが「時計館の殺人」だ。その物語世界の戦慄的歪みを目の当たりにした登場人物の驚愕と、読み手である僕の驚愕が完全に重なった感覚だけを覚えている。どういうトリックで、どういう話だったかは全く覚えていないのに。その「時計館の殺人」で得たあの感覚をもう一度味わえるのなら、「暗黒館の殺人」を読みたいと思うのだ。けど、文庫にして4冊・・・。迷う。

それはそうと「十角館の殺人」が新装改訂されているらしい。

十角館の殺人 <新装改訂版> (講談社文庫)

十角館の殺人 <新装改訂版> (講談社文庫)

こっちを先に買うかな。