さよならタワーレコード心斎橋店

初めて心斎橋のタワーレコードに行ったのは、もう10年以上前だ。今日、タワー心斎橋に久しぶりに足を運んで、あの時の興奮を少し思い出した。もうクラシックのコーナーはないが、当時は、当時の僕にしてみたら夢のような品揃えだった。プレヴィンのR.シュトラウスをその時に手にとったはず（買ってないが）。あと、カリンニコフの交響曲第1番の吹奏楽編曲の録音を見つけたはず（これも買ってない）。

そのタワー心斎橋店も、明日で閉店。久しぶりに来た店は古ぼけていた。外壁には落書き、床は薄汚れ、店内は暗い。寂しいが、なくなるべくしてなくなる店というテンション。

思い出に、最後のCD購入。

邪宗門秘曲

木下牧子さんのオーケストラの書法を耳にしたいと思っていたので。少し聴いたが、この人にもっとオーケストラを書かせるべきだと思った。

祈りの四季

高田三郎の作品を聴くのは、恥ずかしながら初めて。安いとこういうのに手が出せる。

Tan Dun: Concerto for Guitar & Orchestra

タン・ドゥンの「ギター協奏曲」が含まれているために購入。このSharon Isbinというギタリスト、検索してみて初めて知ったが、たくさんレコーディングをしている模様。

Symphony No.8. Sessions. Cto for Orchestra

パヌフニクの作品が気になる。それにしてもボストン交響楽団は委嘱多い。

10年前と比べて、屈折した趣味になったものだ、僕。