金聖響/シエナのリード作品集を聴いて(その4)
「アレルヤ!ラウダムス・テ」を、リード指揮のウインドカンパニー管楽オーケストラの録音と聴き比べ。
アルフレッド・リード作品集「リード・イン・リサイタル」
ウインドカンパニーは客席で聴く感覚に近い響き。部分毎でテンポがカチッと変えられている。これがリードの意志なのか。最後も凄いリタルダンド。作曲家が妥協せず指揮をしたのだな。凄い。トランペットも最後まで美しい。
シエナはステージもしくは客席最前列で聴くような響きで、ホントだ、録音に湿り気がなくてパサパサした感じがする。トランペットの最後は酷いな。聴いてて恥ずかしくなってきた。エイベックスのディレクター、才能なさそう。