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プロムスでの尾高忠明のシュトラウス

BBC Radio Classics」というシリーズがある。BBCの放送録音からのリリースで、国内盤は日本クラウンが代理店として発売していた(・・・記憶が曖昧)。まあBBCなので演奏はBBC交響楽団が多いが、それ以外にもニュー・フィルハーモニア管がストコフスキーと組んだライブなんかもあって聴き逃せない。最近はなかなか見かけなくなったが、中古などで見付けたら買うようにしてるシリーズ。今日はその中から、プロムスで尾高忠明BBCウェールズ国立交響楽団を振ったライブを聴く。曲はリヒャルト・シュトラウスの「ツァラトゥストラはかく語りき」、半ば義務聴き。

思ったこと。

  • このオーケストラはトロンボーンの音量が効いててスカッとするなあ。弦楽器の表情も期待以上に濃いし、楽しい。はめを外すような瞬間は無く安全運転。けど主題の再現の箇所では地響きのような迫力があって、ビリビリ来た。ライブなんだよな・・・、完成度高い。
  • この曲は聴くようになって10年以上経つが、「日の出」以外を楽しめるようになるまでは時間がかかったような気が。ながら聴きをしているうちに染み込んでいたけど。深いし、難しい曲。今日は久々に聴いたけど、だいたい記憶通りで、まだ染み込んだ音楽が失われていないことを確認。
  • シュトラウスって、掴みはOK的な始まりの曲が多いな。そういう曲のほうが人気も高い? 「アルプス」「ドン・ファン」「英雄の生涯」とか。僕はどっちかというとそういう傾向じゃない曲が好きかな。「死と浄化」が一番好き。演奏したい。
  • ところで「ツァラトゥストラ」って、「ゾロアスター」なんだよね。

しかし、この前買ったイヤホンのパワーは凄い。いいな、と思っていたものがとんでもなく鈍い音に聞こえて、こりゃダメだと思っていたものが意外に良かったりする。パレーの録音とか凄く綺麗ですよ。まだエージング中かな?