2005-07-27 キーシンの協奏曲 Classic エフゲニ・キーシン13歳くらいの録音。ドミトリ・キタエンコ指揮のモスクワ・フィルとのショパン。強音に余裕はあるとは言えないが、フワフワとした羽毛のような弱音はとても魅力的。少年が弾いているという見世物的な雰囲気も、気負ったような雰囲気もない。むしろオーケストラ側が興奮してしまっているようだ。第2番では、彼の繊細な音色に酔える。