チェコにゼレンカという作曲家が居たらしい。バッハと同時代人。
縁あってビエロフラーヴェグとチェコ・フィルの演奏を手に入れることが出来た。ミサ曲。肩の重荷を下ろすことができた今、聴き込んでみようと思っている。
聴きながら書いてるが、とても美しい。ドラマチックだし、耳に残っていく。曲から曲への繋ぎもとてもスムーズ。引っ掛かりもないのに、耳に少しずつ何かを残していくような、気持ちを引き付ける何かがある。豊かな楽想が次から次へと登場して、飽きさせない。ソリストもアンサンブルに徹しているような雰囲気で、格調高い響きになっている。あー、他の作品も聴きたくなってきた。