「崖の上のポニョ」の音楽に西部劇を聴く
「崖の上のポニョ」のサントラを聴いていて、西部劇っぽいテイストを感じた。サントラ11曲目の「いもうと達」とかね。エルマー・バーンスタインや、新しいところではブルース・ブロートン。もっと根本を辿れば、アーロン・コープランドなわけだが。轟と進むオーケストラの中から、高音域すぎないトランペットがカーンと伸ばしを吹くとことか、もろ西部劇だなあと。あと、久石譲にはオーボエ・ファゴットを効果的に使ってきた印象を僕は持っているけど、ポニョではクラリネットに見せ場が少なくなく、僕が西部劇を感じる理由もそこにありそう。
あとは本間勇輔や菅野祐悟*1が書きそうなかっちりしたサウンドが数曲。久石譲っぽくない。
僕が感じる久石譲っぽさをまた考えないといけないな。
*1:安易なひとくくり、すいません。