早世の作曲家・シューベルトの交響曲を聴いた。彼の交響曲のうち、「未完成」が好きな人で、なおかつ「ザ・グレイト」も好きという人は、意外に少ないのではないかと勘繰っている。全然作風が違うと思うから。「未完成」より前の番号の交響曲を耳にすると、「未完成」だけが明らかに浮いていると思う。あんな執拗なシンコペーションが他の交響曲にあるだろうか? それとも、ロマン的な演奏が刷り込まれているせいで、「浮いている」と思わされているのだろうか。なぜこんな交響曲が生まれたのだろう。交響曲全部の楽譜を取り寄せて、色々見てみたくなる。
検査の結果は十二指腸潰瘍でした。心の弱さが体にも出た模様。