Profile Archive

| 作編曲 | Music | Classic | Jazz,Inst. | Pop,Rock | Soundtrack |
| | メモ | 呟き | テレビ・映画 | Hatena | 未分類 | 購入CD | 購入本 | 購入DVD |

ショパンとベートーヴェン

今日はピアノを聴いている。

Piano Masterworks: World's Favourite Piano/Var
Various Artists
Decca (2008-10-28)
売り上げランキング: 748

マルタ・アルゲリッチショパンの「24の前奏曲」を聴く。思い通りに音楽を綴っていくアルゲリッチは頼もしいのだけど、一日の疲れを癒す音楽ではないなと思ったりする。この力強さ奔放さを受け止める体力が、今ない。

続けてはフリードリヒ・グルダの弾くベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番と第5番。グルダのタッチは軽快で、触れれば砕け散ってしまうようなデリケートな音色。小さな妖精のような音楽だ。重心の高さが気分を高揚させる。ウィーン・フィルにも肩の力の抜けた表情がある。逆に、音楽に身を委ねられるような安心感は少ない。

このBOXセットは、まだまだ楽しめるな。今日の2枚も、もっと元気な時に聴き直そう。