ショパンとベートーヴェン
今日はピアノを聴いている。
Piano Masterworks: World's Favourite Piano/Varposted with amazlet at 08.11.15Various Artists
Decca (2008-10-28)
売り上げランキング: 748
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マルタ・アルゲリッチのショパンの「24の前奏曲」を聴く。思い通りに音楽を綴っていくアルゲリッチは頼もしいのだけど、一日の疲れを癒す音楽ではないなと思ったりする。この力強さ奔放さを受け止める体力が、今ない。
続けてはフリードリヒ・グルダの弾くベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番と第5番。グルダのタッチは軽快で、触れれば砕け散ってしまうようなデリケートな音色。小さな妖精のような音楽だ。重心の高さが気分を高揚させる。ウィーン・フィルにも肩の力の抜けた表情がある。逆に、音楽に身を委ねられるような安心感は少ない。
このBOXセットは、まだまだ楽しめるな。今日の2枚も、もっと元気な時に聴き直そう。