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話題になっている田母神俊雄の論文(?)、全部読んだけど、自衛隊内部でたまったストレスの発散のために書いたのかな、と推察。自衛隊内には、想像を絶する軋轢と捩れがあるのだろうかと心配になる。暴行死亡事件とかもあるし。それにしても300万円とはまた・・・。審査委員長の渡部昇一の本を引用したのが決め手かな。

何だこの部分w

さて大東亜戦争の後、多くのアジア、アフリカ諸国が白人国家の支配から解放されることになった。人種平等の世界が到来し国家間の問題も話し合いによって解決されるようになった。それは日露戦争、そして大東亜戦争を戦った日本の力によるものである。もし日本があの時大東亜戦争を戦わなければ、現在のような人種平等の世界が来るのがあと百年、2百年遅れていたかもしれない。

「多くのアジア、アフリカ諸国」とざっくり書いてるけど、どの国なんですかね。それらの国で解放運動とかしてた人の存在がなかったわけでもないだろうし、どういう所以で日本の力によるものになるんだw そして「国家間の問題も話し合いによって解決されるようになった」ことまで日本の力によるものとは・・・、凄い飛躍だ。ここまで来ると、「考え」ではなくて「妄想」ですよ。

この論文(?)の最後に「日本というのは古い歴史と優れた伝統を持つ素晴らしい国なのだ」という部分があるけど、「古い歴史と優れた伝統」があるのだから、ここ100年くらい最近のことをどうこう言われても、日本の良い部分は失われないと思うし、「個別事象に目を向ければ悪行と言われるもの」を忘れない態度を示すことで得られる他の国からの信頼も無視できないわけだから、その個別事象から目を逸らすわけにはいかないだろう。だいたい「侵略国家」と言われたぐらいで、自分の国が嫌いになることはないな。そう言われることだけで挫けてしまう愛なんて、どれだけ脆弱で歪んだ愛なんだと。あー、検閲が怖いー。