草野厚「癒しの楽器パイプオルガンと政治」
- 作者: 草野厚
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2003/01
- メディア: 新書
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分量がそれほどなかったせいか、すぐ読み終えた。音楽家に悪意があるわけではなくて、信じる道を伝える手続きと、それを無感覚に受け入れる周囲と、関わった人間の単眼的思考が問題なのだと思う。どう思われるかに思いを巡らせる想像力。ここで扱われているのは公共ホールに限られていて、民間のホール設置のパイプオルガンの状況も知りたくなった。草野厚さんのパイプオルガンに対する熱意が少し伝染。今までは出向くコンサートの選択範囲にパイプオルガンのコンサートは含めていなかったが、機会があれば足を運んでみたい。