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ブロニスラフ・フーベルマン

Beethoven Tchaikovsky: Violin Concertos

Beethoven Tchaikovsky: Violin Concertos

ウィーン・フィルの奏法とは関係ないが、他の弦楽器奏者への関心が高まっていて楽しい。今日は、フーベルマンの演奏するチャイコフスキー「ヴァイオリン協奏曲」が手元にあったので聴いている。かなり個性的な歌い方で、驚きの演奏。民族楽器としてのヴァイオリンを感じた。面白い面白い!

Wikipediaにフーベルマンの記載があった。

翌年1896年には齢13歳でウィーンのムジークフェラインザールにてブラームスの前で彼のヴァイオリン協奏曲を演奏、作曲者をいたく感動させた。演奏終了後、カデンツァの途中で湧き起こった聴衆の拍手に動揺してうまく弾けなかったと言って詫びるフーベルマンに対し、ブラームスは「そんなに美しく演奏するからさ」と慰め、「Br.フーベルマンへ 1896年2月1日のウィーンと、感謝に満ちた彼の聴き手であるJ.ブラームスを親しく思い出してくれることを願って」とサインした自らの肖像画を贈るとともに、ヴァイオリンとオーケストラのための幻想曲を作曲することを約束したという。この約束はブラームスの死により果たされなかったが、これにより、フーベルマンはヨーロッパ音楽界の寵児となる。
ブロニスラフ・フーベルマン - Wikipedia

この逸話はフーベルマン自身が語ったことなのだろうか。フーベルマンがブラームスの前で演奏した時と、上記の録音の間には33年の開きがあるが、ブラームスが「美しい」と感じた理由の一端が感じられるかも知れない。完全に想像だが。ブラームスの言葉が皮肉だったりしてw いや、皮肉なら肖像画を贈ったりまではしないか。

きっかけは何であれ、弦楽器の音楽を聴こうと僕が思えるようになったのは嬉しい流れ。去年、ルチア・ポップで関心が声楽に向いた時と同じような感じ。色々聴いて回りたい。散財の予感・・・。