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「ラ・フォル・ジュルネ」の模様

昨夜の「芸術劇場」で「ラ・フォル・ジュルネ」の模様が放送されていた。楽しそうですね。

飯守泰次郎指揮でのポワトゥ・シャラント管弦楽団の曲は「フィガロの結婚」序曲と「交響曲第41番」。飯守さんの指揮姿を不勉強ながら初めて見たが、ガツガツと合図を出していくスタイルで、意外な印象を持つ。演奏はと言うと、一所懸命なのだが整理され切っていない感じ。トランペットが響きをブチ壊しますね・・・。それでも木管の艶やかさは素敵でした。

ボリス・ベレゾフスキー、恰幅よくなりましたね・・・。今日見るまではチャイコフスキー・コンクールの頃のイメージが残っていたが、雲散霧消したw コンクール当時、ドキュメンタリーで紹介されていた夫人には前の夫との娘さんが居たので、今日登場したエヴリン・ベレゾフスキーのことだとばかり思っていたら、コンクールより後に生まれている方らしい。当時のドキュメンタリーに出ていた彼女は今何をしているのだろう? ドキュメンタリーではモーツァルトソナタを弾いていたが・・・。今日の曲は「2台のピアノのための協奏曲」。こういう演奏会ではピアノの蓋を取り払うのは普通なのだろうか。この前のバレンボイムの弾き振りでも蓋を取り外していたし、分からなくなってきた。ピアノの蓋に関しては激烈なエントリをかつて立てたこともある(http://d.hatena.ne.jp/hrkntr/20050928/p5)ので、少し気になる。ピアノという楽器の成立過程や、演奏会での蓋の扱われ方についてまた調べてみたい。トウキョウ・モーツァルト・プレーヤーズの演奏は、ポワトゥ・シャラント管弦楽団よりも遥かに清々しい。

下野竜也の丁寧な振りは好きだけど、今日の演奏では推進力が今ひとつ伝わってこない感じがした。どうしてだろう? ブルターニュ管弦楽団の特性なのか、ソリストのテンポを採用した結果の違和感なのか・・・。ところで、ファゴット協奏曲はいくつ存在しているのだろう?