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「Be My Last」 生放送

ミュージックステーション宇多田ヒカル出演。

「Be My Last」をチェロ一本の伴奏で歌っていた。えーと、大失敗です。酷い酷い酷いアレンジだった。原曲の対旋律のようなフレーズをそのままチェロに弾かせてスタート。歌とチェロの二本しか線がない状態で、同じ音をなぞることが多いこと多いこと。無駄だ。チェロなら、ルートの音を装飾的に鳴らすことも可能だろうに。対旋律の部分を使いながら、新しい動きを生み出すこともできるだろうに。それにただでさえ音数も少なく、音色もないのだ。ピチカートくらい使えばいいのだ。そして何より、一本で聴かせるには、このチェロ奏者の技量は低かった・・・。

歌の技量も決して高いとは言えないなあ。CDでは儚げな不思議な表情があり、歌もそれに上手く寄り添っていたのに、この喪失感と諦めに満ちた詞を、なぜそこまで叫ぶ必要がある? それに一時落ちそうになって、焦った動きの宇多田ヒカル。惹き付けられるような要素は感じられず。

この企画、誰がやろうと言い出したんだ。誰かやっていいと許したんだ。冷静になって考えれば、勘違い企画ということが分かると思うのだが。