オペラ・歌曲が好きになった?
これは僕の中でかなりの変化だ。今までもマーラーとか宗教曲とか聴いてきたけど、オペラとかピアノ伴奏のみの歌曲とかは、斜め聴きのみだった。それが今は、買ったばかりの「サロメ」の最終幕をスッと楽しんでますよ、僕。ドヴォルザークの歌曲聴きますよ、僕。ここ十数日間の鑑賞、ドラマティックだった。
ルチア・ポップ様様。
彼女の歌い方はとても分かりやすい。唱法がどうのこうのとか、高音がどうのこうのとか、言い出したら良くないのかも知れないけど、表情的で引き込まれるのだもの。「ジャンニ・スキッキ」のアリア「私のお父さん」の涙がこぼれ落ちるような震えた声に、惚れたのだもの。あばたもえくぼ式な状態だとも思うけど。
それにオペラのオーケストラは、当たり前だけど感情的。それも凄く面白い。今まで聴いてこなかったのが恥ずかしい。オペラを知らないで居て、よくも今まで作曲なんて出来たな、と僕自身を責めている。
まだまだ出会っていない音楽がたくさんある。本当にたくさん。楽しみはまだまだ続く! 生きてるって最高!