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改めて「ツァラトゥストラ」

Ein Heldenleben / Also Sprach Zarathustra

Ein Heldenleben / Also Sprach Zarathustra

とても明瞭な響きで、スコアを見ながらだととても面白い。忠実な再現。ドイツ語は読めないが、何か指示らしきものが書いてある箇所では、何かしらの変化が感じ取れた。

けれども聴いていても、そこにある音響以外のものを喚起させる力が無い気がする。幻想が少ない気がする。ここまでも整理する必要が、この曲には無いような気がする。どのパートが重要どのパートが不要とか、そういう従属非従属な整理の仕方は、どうも違うような気がする。もっと何かが蠢くような表情でいて欲しい気がする。気がする。

部分的には、オルガンのピッチとオーケストラのピッチの微妙な差がイヤ。トランペットの表情も、チャイコフスキーと比べると単調だった。

圧倒はされますが、感心はできません・・・。