クラウディオ・アラウの慈しみに満ちた音
この前買ったフィリップス・スーパー・ベストの3枚のうち、iPodに入れることにしたのがクラウディオ・アラウのCD。
- アーティスト: アラウ(クラウディオ),ショパン,インバル(エリアフ),ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
- 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
- 発売日: 2005/06/22
- メディア: CD
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第1楽章を聴いていると、理由もなく泣き出したくなる。この優しさに満ち溢れた音楽を、何と形容したらよいのか。こういう美しい音楽がこの世に存在することを、感謝せずには居られない。土に水が染み込むように、緑の葉が陽の光を受けるように、この演奏は僕の気持ちにゆっくりとゆっくりと近付いて、僕の何かを少し変えてしまう。あらゆる音に分け隔てなく注がれるのは、このショパンの曲に対するアラウの愛情だ。その思いを僕は受け取る。どの場面でも、僕の集中力は途切れなかった。