ジルベスター・コンサート(去年の?)
ベルリン・フィルのジルベスター・コンサート、ラトルの振った「カルミナ・ブラーナ」の後半を見る。いつ録画したのか思い出せないが、あったし見る。
クレーンを使った撮影や、音楽に合わせた照明など芝居がかっている。楽しそうではある。終りのほうだし、合唱は疲れてる感じ。ソプラノは嫌いな部類。歌いながら頻繁に左右に向きを変えるのが不自然過ぎて、興が醒めた。この大人数でも自在にテンポを揺らしてくるラトルには舌を巻いた。ラトルの指揮棒を食い入るように見つめる少年たち、恰好いいぞ。
これを見て、晋友会合唱団とベルリン・フィルの共演盤を思い出す。この合唱団の柔軟さはないかも知れないが、晋友会合唱団の力は凄いのだな。声量・音程ともに格が違う。聴きたくなってきた。