ディヌ・リパッティ
僕がヴァーシャーリが好きなのは、あの圧倒的なラフマニノフがあるからだが、他にも理由があるのではないかと色々考えていた。そこで気付いたのが、以前関心を持っていたリパッティの存在。ここ数週間聴き続けているヴァーシャーリの弾くショパンやリストでの、魅惑的な音色と音楽の作り方から、ふとリパッティの音楽を連想したのだ。
おそらく、ヴァーシャーリの音楽が、僕の中のリパッティの記憶と共鳴し合っていて、それで盛り上がっているのだろう。リパッティはルーマニア出身、ヴァーシャーリと同じ東欧というバックボーンが、何らかの共通項を形作っているのかも知れない。そこで今日はリパッティを聴く。
- アーティスト: リパッティ(ディヌ),ショパン
- 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
- 発売日: 1996/08/21
- メディア: CD
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・・・やはり、近いものがある。力技ではない打鍵。一つ一つの音に込められた気迫。この二人、どちらにもある。
東欧は凄い地域だ。個性的な音楽家を輩出し続けている。指揮者もピアニストも。ヴァイオリニストはどうだ? エネスコがいるな。ラカトシュもだ。