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ディヌ・リパッティ

僕がヴァーシャーリが好きなのは、あの圧倒的なラフマニノフがあるからだが、他にも理由があるのではないかと色々考えていた。そこで気付いたのが、以前関心を持っていたリパッティの存在。ここ数週間聴き続けているヴァーシャーリの弾くショパンやリストでの、魅惑的な音色と音楽の作り方から、ふとリパッティの音楽を連想したのだ。

おそらく、ヴァーシャーリの音楽が、僕の中のリパッティの記憶と共鳴し合っていて、それで盛り上がっているのだろう。リパッティルーマニア出身、ヴァーシャーリと同じ東欧というバックボーンが、何らかの共通項を形作っているのかも知れない。そこで今日はリパッティを聴く。

ショパン : ワルツ集 ― 全14曲 他ショパンの作品

ショパン : ワルツ集 ― 全14曲 他ショパンの作品

・・・やはり、近いものがある。力技ではない打鍵。一つ一つの音に込められた気迫。この二人、どちらにもある。

東欧は凄い地域だ。個性的な音楽家を輩出し続けている。指揮者もピアニストも。ヴァイオリニストはどうだ? エネスコがいるな。ラカトシュもだ。