東野圭吾「秘密」
この家族構成は困った。冒頭から滝のように涙を流してしまう。嘘。涙を浮かべてしまう。そんなこと想像もしたくないよ。
最後で明らかに(?)になる部分、思っていたのと逆だった。
結局つらいのは、一人。どちらも永遠に取り戻せない。忘れられる時間がある人はいい。けど、本当にその読み方で合ってるのか、自信はない。ただ「恨む」とは激烈な表現ですね。なぜ恨む? 新しい世界に踏み出せないから? わざわざそんな手の込んだことをするのは、それこそ贖罪? 本当にバレたくないのなら、顔馴染みの店でそんなことをしないのでは? ということは、それは真相ではなくて、そう信じさせることが目的であり真相だったのか? ああ、わからない。女性の感想を聞きたいところ。あ、s-shiさんの感想も。
伏線と思われることが、何かに繋がっているような気がしてならない。単なる物語の雰囲気作りのためなのかな? もしそうなら、真相を読み取るには雑音的。
二人は知り合いか? なら、どこで?