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ジョージ・セルのブラームス

Sym 2/3

Sym 2/3

第2番を聴く。第1楽章が秀逸な内容。巧いだけじゃなくて、生命がある。細かいレベルでのテンポの揺らせ方が絶妙。トランペットにもう少しだけでいいから、木管的な伸びやかさが欲しいけど、全体的に言えばクリーヴランド管弦楽団は、やはり凄い音楽をしてる。

ジェイムズ・レヴァインクリーヴランドの弦からは、「美しくて大きな暖かい」音は出ていないと言ったそうだ。今日聴いたような音を聴くと、それは違うんじゃないかと思う。実演でどういう音がしてたかなんて想像できないが、1970年の来日で聴衆に多大な感銘を与えたという話を聞く限り、決して貧弱な音ではなかったと思うのだが・・・。ラスト・レコーディングとなったドヴォルザーク交響曲第8番」からも艶やかな音を確認できるし、コダーイ「ハーリ・ヤノーシュ」の多彩な音色も同オケの底力を感じさせてくれる。うーん、もう少し色々聴いてからまた書こう。