Profile Archive

| 作編曲 | Music | Classic | Jazz,Inst. | Pop,Rock | Soundtrack |
| | メモ | 呟き | テレビ・映画 | Hatena | 未分類 | 購入CD | 購入本 | 購入DVD |

ヴァイオリン協奏曲

チャイコフスキー:VN協奏曲

チャイコフスキー:VN協奏曲

ヴァイオリン協奏曲が苦手だ。オーケストラが配慮して音量を落とさないと、曲として成立し得ないところが。今日はチョン・キョンファの弾いたチャイコフスキーウォルトンを聴いたけど、スッキリ来ない。いい曲を聴いたという実感が湧いてこなかった。チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲と言えば、名曲中の名曲とされているものだけど、クラシックを聴くようになって20年近いというのに、理解できないでいる自分に自信を持てなくなったりもする。なんて。

けど昔、五嶋みどりクラウディオ・アバド/ベルリン・フィルの伴奏でチャイコフスキーを弾いた映像を見たけど、あれは凄かった。この曲、映像付きでないと感動できない類のものなのかも。

そういう意味では、チャイコフスキーの曲、作りが拙くないか? とても難しいパッセージを指の動きとして見ないと、曲として成立し得ないんじゃないの? と、かなり自己中心的な判断をしてみたり。それに比べて今日聴いたウォルトンのほうは、聴き飽きさせないような工夫があるような気がした。ダレると見せかけてドカンと来たり、打音も華やかな音色だ。まあ、それほど聴き込んではいないので、次聴いて一気に飽きる可能性はあるが。